西馬音内盆踊り役者の米
あきたこまち
生産者:下橋俊幸さん/秋田県雄勝郡羽後町
西馬音内 盆踊り(秋田県羽後町西馬音内)
西馬音内盆踊りの起源・沿革については記録がないため、すべて言い伝えによるものです。およそ七百年前に始まったとされる西馬音内盆踊り。最も古い起源としては、鎌倉時代の正応年間(1288~1293)に源親という修行僧が蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)を勧請し、ここの境内で豊年祈願として踊らせたという説があります。昭和56年には国の重要無形民俗文化財に指定され、「阿波おどり」「郡上おどり」と並んで日本三大盆踊りの一つと称される踊りです。また2022年ユネスコ無形文化遺産への登録が決定し、全国24都道府県にある41の「
お囃子の種類
「寄せ太鼓」「音頭」「とり音頭」「がんけ」の四種類があります。楽器の編成は笛、三味線、大太鼓、小太鼓、鼓、鉦などです。これに地口または甚句の歌い手が加わり、多彩な歌詞で踊りを盛り上げます。囃子方は、左右の柱に「五穀豊穣」「豊年満作」と書いた角の長灯篭、腰には幔幕張った特設櫓で奏されます。
踊りの種類
「音頭」と「がんけ」の二種類で構成されます。編笠を被った姿、目元だけ開いた黒い
衣装
「
「端縫い衣装」は4~5種類もの
「藍染め浴衣」は手絞りで作られています。端縫いの
西馬音内盆踊り開催日
毎年8月16日から18日に開催されます。
〈祭りの國東北〉の西馬音内盆踊りを、ぜひ現地でご覧いただければ幸いです。
「あきたこまち」の特徴
粘りが強くコクがあり、噛むほどに甘味がでます。絶妙な味と香りで、幅広いおかずに合うお米です。
「役者の米」生産者:下橋俊幸
R4年秋田県産「あきたこまち」1等玄米分析
タンパク質 | 6.9 |
水分 | 14.7 |
アミロース | 18.6 |
整粒歩合 | 73.0 |
- 整粒歩合は70%以上が1等米
- タンパク質は炊いた際の艶になる成分で、多いと炊きあがりが硬くなりやすいため、低いほうが良いとされている
- アミロースはねばりに関わる成分で、多いとパサついた炊きあがりになるため、低いほうが良いとされている